5200系

抑速ブレーキを採用した初の奈良線対応車両
1976年、元東大阪電気鉄道を吸収合併した奈良線の吸収合併後初の新型車両として登場しました。
最大の特徴は抑速ブレーキの装備と主電動機の出力をアップし、35‰の急勾配がある生駒山トンネルに対応しました。台車は当社初となるS型ミンデンを装備し、後の新造車・改造車の標準となりました。車体は5000系と共通ですが、冷房装置を東芝製の1基10500kcalのものを3基装備し、パンタグラフは当社初となる下枠交差型パンタグラフを採用しました。