京阪神都市整備公社
京阪神都市整備公社は関西都市高速鉄道の前身。1955年に創立し、1958年に京阪神電気軌道を買収した。公社である為、私鉄ではなく国営の鉄道である。高速道路の整備と同時に鉄道網の整備を進める為に設立した。1990年代に入ると経営難に陥り、2000年4月に民営化された。
次世代型交通化計画2020
2008年から施行された計画で、1路線に対して全駅のバリアフリー対応化・可動式ホーム柵完備・車両の完全バリアフリー化・車両の完全VVVF化・自動放送化・自動運転を掲げたもので、2017年の時点で京都線が完了しており、今後和歌山線に施行していく。元々は民営化初期に神戸線・西宮線に対して全駅バリアフリー化・車両の90%バリアフリー対応化を実施していたが、その他の路線がバリアフリー化が達成できておらず、依然として抵抗制御車の比率が高かった。特に京都線に至っては車両の半分以上が非冷房であり、サービスレベルが低かったことから車両・設備両面から改良を実施し、サービスレベルの向上を目指すという計画である。
旧世代車両
公社時代に製造された車両で、現有車両では100系・200系・300系・1400系・1500系・2000系・3000系・4000系・5000系・6000系・7000系・7500系・8000系初期車が該当する。車体はステンレス製で2000系以降はブラウンの帯が入っている。8000系では更に朱色の帯が入った。
新世代車両
民営化後に製造された車両を指す。500系・8000系後期型・8500系・9000系・10000系・11000系・12000系・20000系・30000系が該当する。