12000系

●概要
2018年、東大阪線の分割・併結運転開始と10両運転開始の為に製造された車両。3000系や5000系、7000系といった電磁直通ブレーキの車両と併結できるようにブレーキの読み替え装置が付いているのが特徴。2018年3月営業運転開始した。
●諸元
形式 12000形(M1c)、12600形(Tc)
編成 2両編成
製造 2018年
営業最高速度 110km/h
設計最高速度 130km//h
起動加速度 2.5km/h/s
減速度 3.5km/h/s(常用最大)
          4.2km/h/s(非常)
最大寸法 長さ 18880mm
             幅 2800mm
             高さ 4067mm
車体材質 軽量ステンレス
主電動機 全閉式かご形三相誘導電動機
             MB-5158-A
             出力 180kW×4基/両
駆動装置 TD平行カルダン
制御装置 IGBT素子VVVFインバータ制御
     MAP-184-15V270
台車 ボルスタ付モノリンク台車
   FS-579M・FS-579T
制動装置 MBSA
     回生制動併用全電気指令式空気制動
     抑速制動
保安装置 京阪神型ATS
●配置区所
四条畷車庫
●運用範囲 
東大阪線(森ノ宮〜奈良)
四条畷線(四条畷〜蒲生)
天満橋線(蒲生〜天満橋)
額田線(住道〜額田)
地原急行本線(奈良〜篠宮)
地原急行佳野線(地原中央〜佳野)

2018年、東大阪線の分割・併結運転の開始と10両運転に対応する為に製造された。
東大阪線では、2018年に地原急行との相互直通運転を予定しており、これに備えて車両の運用が変化することになった。これまでは4両から8両で運行していたが、相互直通運転に伴い、最短4両編成から最長10両編成まで運転することになり、これらに対応する車両が必要となった。しかし、現在四条畷車庫に所属している5000系や7000系などが電磁直通ブレーキを採用しており、当時最新鋭の11000系ではブレーキシステムが違い併結ができなかった。そこで、電気指令式・電磁直通どちらにも連結することのできるブレーキシステム読み替え装置を搭載した新型車両を投入することにした。これが12000系である。
車体は11000系と同じ近畿車輛のレーザースポット溶接を採用した。塗装はこれまでの青系から緑系に変更した。これは、地原線乗り入れ対応編成であることを示す為に区分されたものである。又、緑系を選定した理由としては、「若草山の緑」をイメージした為である。車内は11000系と同一とした。機器類は一新し、制御装置に三菱製のフルSiCを用いたVVVFインバータ制御、主電動機は全閉式三相かご型誘導電動機を採用した。
2018年より、2月から5月にかけて2両編成11本が製造され、四条畷車庫に配置され相互直通に必要な増備分を揃えた。
2018年5月より、東大阪線・四条畷線・天満橋線・額田線と地原急行線にて運行を開始した。